「痩せている」はメリットか?
痩せていることを
「美しい、うらやましい」
とする雰囲気が
いまだに強いと感じています。
痩せは決して
憧れるべきものではないことを
多くの人に知って欲しい。
特に子供、老年期においては
「痩せ」が命取りになることもあります。
BMI値でいうとだいたい21~27あたりが
もっとも健康的だと言えます。
若い子が憧れるようなBMI値19以下だと
死亡リスクが非常に高くなることは
知識として知っておいて損はありません。
(参考までに)
★BMIと死亡リスク→国立がん研究センター
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アーユルヴェーダでは
体を滋養する(太らせる)ことも
とても重要視しています。
どの食べ物を、どう食べるか?
どんな味が強い体を作るのか?
6つの味(甘い・辛い・酸っぱい・しょっぱい・苦い・渋い)
の中で体を滋養してくれる味は
「甘い(MADHURA)」であり、
性質としてはKAPHA(土・水)に属します。
例えば
・はちみつ、砂糖
・完熟した果物
・米、小麦、大麦といった穀物類
・ミルク
・油脂
・ジャガイモ、さつまいも、カボチャ
食べても太れない
体重が減りやすい
そんな悩みをお持ちの方は
上記のような食品を積極的に摂取して
栄養と体力をつけるよう
心がけるといいと思います。
おすすめの簡単メニュー
●ホットシリアル
・シリアルが浸るくらい牛乳をかけます。
・レンジで1分ほどチンします。
(小鍋で温めた牛乳をかけてもOKです。)
お好みでシナモンパウダーをふったり
はちみつをかけて食べるのがオススメです!!
●お鍋やお味噌汁に・・・
ぜひイモ類(サツマイモ、カボチャ、ジャガイモ)を入れてください。
鍋にイモ類、なかなかおいしいです!
●魚、油も適度に摂りましょう
・かんたんに利用できる「ツナ缶」は
油を切らずに茹でたジャガイモと和えてホットサラダに。
・トーストにココナツオイル・オリーブオイル・バター等を塗って食べる。
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食欲がわかないときには
カレー粉のようなスパイスを使って
「食欲をそそる香り」
を演出するのも良い手です。
また、コーヒーや緑茶といったカフェインよりも
ホットミルクやハーブティー(ローズ、リコリスがおすすめ)
をいただくほうが体の滋養になります。