人はなぜ働くのか
一番の理由は「食べるため」ではないでしょうか。
生きるために食べることは、生命の根源です。
では、今の社会ではどうでしょうか。
もともとは食べるために働いていたはずなのに
今では賃金を得ることが働く目的となり人生の目的となり…
生きていくために最も大事な
「食べること」を手間だと考え、
時短や機能性ばかりが重視されています。
それって、
異常だと思いませんか?
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忙しくて仕方のない時は、外食でもテイクアウトでも何でも利用したらいいと思います。
手軽で美味しくて、使い方によってはとても素晴らしいですからね。
でも、せめて一日一食くらいは…
自分の手で調理したものを食べる。
自分の手で調理して、
どんな素材が入っているのかをすべて把握しているものを
家族と作る。
家族に食べさせる。
自分でご飯を炊いて、自分で味噌汁を作る。
一日一食でいい。
これを毎日の習慣にするだけで、
今のこの世の中は変わると思います。
食事を作ることはすなわち愛情だと、私は思うのです。
自分に対する愛情。
家族に対する愛情。
いっしょに食べる人に対する愛情。
食べ物に対する愛情。
自然に対する愛情。
食べることを
煩わしい
面倒くさい
なんでもいい、どうでもいい
と感じるということは
生命の営みを否定すること(自分も他人も大切に出来ない)
につながっていくのではないでしょうか。
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